動脈硬化予防にコバシルとLDLを下げるコーヒー

高血圧は血圧が正常値よりも高い状態が維持されてしまうことによって血管や心臓等に負担がかかってしまう病気です。その高い内圧に耐えられるようにだんだんと血管が肥厚していってしまい、弾力が失われていくことによって動脈硬化が引き起こされやすいという特徴があることから、高血圧となった場合には血圧を正常域に制御するということが大切になります。そのために用いられるのが降圧剤です。
カルシウム拮抗剤や中枢神経に作用する降圧剤が広く用いられてきましたが、近年汎用されるようになってきたのがアンジオテンシン変換酵素阻害薬であり、コバシルがその代表的なものの一つです。コバシルはレニンーアンジオテンシン系と呼ばれる血圧の調節機構に関与することによって血管収縮を抑制することにより血圧を低下させます。また、コバシルは心臓や腎臓の繊維化に関わるレニンーアンジオテンシン系を抑制することから、心臓や腎臓を保護する作用もあるとされており、高血圧治療において使用される優先順位が高まってきています。
コバシルのような新しい医薬品が開発される一方で、医薬品に頼らずに食品等の普段の生活で取り入れているものを利用して動脈硬化を防ぐという考え方も世の中に浸透してきています。動脈硬化が進行するリスクとしてLDL値が高いことが知られるようになっており、LDLを下げることができる食品が数多く見つけられてきています。以前は心疾患の際にはよくないとされていたコーヒーもLDLを下げる効果があり、動脈硬化を防止するのに役立つと知られるようになりました。一日一杯のコーヒーで予防効果が期待できるため、健康のためにコーヒーを飲むという習慣を付ける人も見られるようになってきています。