動脈硬化対策にコバシルと動脈硬化改善ストレッチ

高血圧状態を放置すると、血管にストレスがかかり動脈硬化を引き起こします。動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中の原因になります。血圧を下げ、動脈硬化を防ぐ薬としてペリンドプリル(商品名はコバシル)があります。コバシルは血圧を上げる体内物質であるアンジオテンシンIIの生成を防ぐことによって、血圧を下げます。アンジオテンシン変換酵素(ACE)という物質がアンジオテンシンIIを生成させるのですが、コバシルはACEの働きを阻害します。そのためにアンジオテンシンIIが生成されなくなり、高血圧を防ぐのです。そのためコバシルはアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)と呼ばれています。
動脈硬化を改善する方法に、動脈硬化改善ストレッチがあります。動脈硬化改善ストレッチと言っても特別なストレッチがあるわけではなく、普通のストレッチで効果が望めます。何故動脈硬化改善ストレッチで動脈硬化が改善するのかを説明いたします。血管は三層構造になっていて、その中の平滑筋という部分にコラーゲンがあります。このコラーゲンは古くなると糖が結合することにより糖化して硬くなります。硬くなったコラーゲンは血管の弾力を失わせ、動脈硬化を引き起こします。しかし、ストレッチをすることによって糖化したコラーゲンに傷がつくことが研究で分かってきたのです。
コラーゲンが傷つくと、線維芽細胞が働きだし、傷ついたコラーゲンを破壊して新しい細胞に変えます。そのことによって、動脈硬化が改善されるのです。ストレッチはどこの部分でもかまわないのですが、ふくらはぎのストレッチを特によく行うと動脈硬化改善に効果が出ます。
薬やストレッチで動脈硬化は改善されますが、一番基本的な対処法は生活習慣を変えることです。
塩分量の多い食事は高血圧の原因になります。血圧が高いと診断されたら塩分量を減らす必要があります。
塩分量をはじめとする生活習慣改善が動脈硬化を防ぎます。